デザイナー転職
現代は、働き方が多様化しています。
既卒でアルバイト・派遣の経験しかないという方も少なくありません。
就職を考えた時、既卒・職歴無しの方でも転職エージェントは効果があるのでしょうか？
今回は転職エージェント大手のリクルートエージェントの評判をもとに、既卒の方が登録するのにおすすめかどうかを検証していきます。
参考：リクルートエージェントの評判・口コミはひどい？メリットとデメリットも徹底検証！
新卒・既卒・第二新卒の違いとは
意外と知られていないのが「新卒」・「既卒」・「第二新卒」の違いです。
それぞれの違いを以下にまとめました。
| 新卒 | 新規学卒者の略称で、学校を卒業した年に就職する人のことを指します。 |
| 既卒 | 内定が無い状態で卒業し、その後、一度も就職経験の無い人のこと。 |
| 第二新卒 | 学校卒業後に就職したものの、1～3年という短い期間で転職をする人のこと。 |
既卒3年以内なら新卒と同等に扱ってもらえることも！
近年、既卒であっても、卒業から3年以内であれば新卒と同等とする企業も増えました。
これは、厚生労働省が平成22年11月15日に『青少年雇用機会確保指針』の一部改正をし、卒業から3年以内の既卒を新卒として応募できるよう、企業に要請したためです。
それ以前は、既卒はスキルや経験がある程度求められる中途採用枠での応募だったため、社会人経験者に対して不利となり、就職が難しい状況でした。
青少年雇用機会確保指針の改正以降は、新卒枠で既卒者を採用する企業も増えています。
厚生労働省が公表する労働経済動向調査を見てみると、既卒者の新卒枠での応募の可否、及び、採用をしている企業も多くあるようです。
既卒者向け求人はある？リクルートエージェントの評判
既卒歓迎の求人は少ない
| 未経験の方というより、社会人経験が2年以上ある方が好ましいと感じました。もちろん、短期離職者や既卒の方でも応募できる求人もありますが、希望に合う求人を見つけることは難しく感じました。 出典：既卒成功ナビ |
リクルートエージェントは、幅広い求人情報を保有しているのが特徴ですが、「既卒者歓迎」というものはほとんどありませんが、「未経験者歓迎」の求人は多く見つかります。
既卒の方は、未経験者歓迎に応募する形がベスト。
先に記した通り、既卒を新卒と同じように扱ってくれる企業も存在します。
ただし、未経験者歓迎の求人は職種が限られてしまうのも事実です。
| 未経験歓迎が多い業種 |
| ・アパレル ・販売スタッフ ・営業職 ・フード ・ホテルスタッフ ・アミューズメント ・テーマパーク ・配達 |
もし、希望する業界が決まっているなら、就職活動と並行してスキルや知識を身に付ける活動に取り組むのがおすすめ。
新卒枠での応募ができる企業をリクルートエージェントで探してもらうのもありです。
親身になってサポートしてくれた
| キャリアアドバイザーのような方と初めてお会いした時からとても親身に、時に厳しい意見も仰ってくれたので、自分の強みや弱み、今後のキャリアパスが分かってとても安心しました。 （中略）おかげさまで現在は希望通りの就職先に就職することができ、日々充実した毎日を過ごすことができております。 出典：転職エージェントマニア.com |
リクルートエージェントに限らず、転職エージェントの利用で懸念されるのがキャリアアドバイザーの質や相性の不一致です。
リクルートエージェントでは、成功・失敗の実績を積み重ねたノウハウによって、キャリアアドバイザーの質は業界でもトップクラス。
その証拠に、2019年に実施されたオリコン顧客満足で2位にランクインしました。
キャリアアドバイザーはWEBから簡単に変更可能
- キャリアアドバイザーと性格が合わない
- 連絡をまめにしてくれない
など、担当のキャリアアドバイザーの質や相性に不安を感じた場合、リクルートエージェントのホームページ内にある「問い合わせる」から、変更を申し出ることが可能です。
キャリアアドバイザー本人に直接申し出なければならない転職エージェントも多い中、WEBから変更の申し出ができるのが嬉しいところ。
気が引けてしまう方でも安心して利用を継続することができます。
参考：リクルートエージェントの口コミ・評判はひどい？転職者が感じたメリット・デメリットとは
リクルートエージェントは既卒にもおすすめ！｜特徴とサービスをまとめてチェック
| エリア | 全国対応 |
| おすすめの理由 | 求人数No.1で多くの求人情報が得られる「職務経歴書エディター」で職務経歴書の作成が簡単セミナーやサポートが充実 |
| 公開求人情報 | 125,455件 |
| 非公開求人情報 | 195,530件 |
| サポート期間 | 3ヶ月 |
（※）2021年8月19日現在
常時数十万件、業界最多の求人を保有するリクルートエージェント。
転職実績も1位を獲得しており、20～30代に人気の転職エージェントです。
まずは、リクルートエージェントの特徴を見ていきましょう。
業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍
さまざまな業種・職種の求人を扱っている転職エージェントは他にもありますが、その中でもリクルートエージェントが優れていると言われている理由は、専任のキャリアアドバイザーを業界ごとに在籍しているところにあります。
希望に近い求人情報をただ紹介するのではなく、スキルや実績を見て、業界における市場価値を適正に判断して紹介してもらえるのがポイントです。
職務経歴書エディターが便利
職務経歴書エディターは、作成に非常に手間と時間が掛かる企業への必要提出書類『職務経歴書』を作成できるWEBサービスです。
- 転職が初めてで書き方が分からない
- 職務経歴書でどうやって企業にアピールしたらいい？
- 隙間時間に少しずつ進めたい
という方におすすめの機能です。
職務経歴書エディターは、リクルートエージェントの会員でなくても利用可能ですが、会員の方は基本機能に加えて保存機能も有効になるため、外出先のちょっとした隙間時間を利用して少しずつ完成させることもできます。
パソコンだけでなくスマートフォンからの利用ができる点も好評です。
充実したサービスで転職を有利に進められる
| リクルートエージェントの主なサポート |
| キャリアアドバイザーへの相談希望に合った求人の案内非公開求人情報の提案職務経歴書エディター企業への「推薦状」の送付面接対策職務経歴書の作成必要書類の添削面接の日程調整や書類の送付企業との条件交渉 |
リクルートエージェントのサービスをご覧いただくと、既卒の方が転職を有利、かつ、効率的に進められるものが揃っています。
無料で利用できるので、積極的に利用していきましょう。
既卒者はリクナビネクストとの併用も検討してみよう
リクルートエージェントの運営会社であるリクルートは、リクナビネクストという求人サイトも運営しており、それぞれにメリットとデメリットがあります。
主な違いを以下にまとめした。
| リクルートエージェント | リクナビネクスト | |
| タイプ | 転職エージェント | 求人サイト |
| 公開求人数 | 125,455件 | 53,091件 |
| 非公開求人数 | 195,530件 | なし |
| 転職サポート | あり | なし |
| サポート期間 | 3ヶ月 | 無期限 |
| 特徴 | キャリアアドバイザーが希望に沿った求人を紹介し、転職サポートをするため、手間と時間を節約でき、転職成功率も高い。 | WEB上にある求人の閲覧・応募が気軽にできる。 |
（※）2021年8月19日現在
リクルートエージェントは、サポート期間が設けられているほか、既卒、社会人未経験者にも対応しているものの、メインとなるのは社会人経験者です。
一方、リクナビネクストは転職求人サイト。
キャリアアドバイザーによるサポートは無いものの、未経験者を歓迎する求人が豊富に揃っており、閲覧・応募を好きなタイミングで行えるのが魅力です。
「既卒・第二新卒向け」や「地方企業」などの特集も定期的に更新されています。
リクルートエージェントと併用するのがおすすめです。
参考：リクルートエージェントの評判・口コミはひどい？求人の質など徹底解説します
まとめ
既卒の方でもリクルートエージェントの利用はおすすめです。
厚生労働省の要請により、既卒3年以内は新卒と同等に採用してくれる企業が増えたほか、労働人口が減少している現代では、未経験者歓迎の求人も増えています。
リクルートエージェントを利用することで、手厚いサポートやサービスを受けながら就職活動を進めることができるでしょう。
「WEBデザイナーの求人がたくさん見つかる！転職エージェントおすすめ9選」では、登録すべき転職エージェントを厳選して紹介しています。
