デザイナーの転職対策【面接や志望動機など】|転職エージェントおすすめ活用術 by ミッフィー好きデザイナー
2021年3月30日

デザイナーの転職では履歴書も大事!書き方や注意点をわかりやすく解説

全業種での転職活動において絶対に必要となる履歴書。Webデザイナーからグラフィックデザイナーなど、デザイナー職として転職する際も履歴書は必要です。「ポートフォリオだけではいけないの?」「デザイナー職の転職ではどんな履歴書は必要?」そう悩んでいる方も多いのではないでしょうか?転職活動の第一歩目は、履歴書を準備することから始まります。
この記事では、デザイナーとして転職する際に必要な履歴書の書き方や注意点、ポイントなどを解説しています。
これから転職活動を始めていく方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

デザイナー職の転職は履歴書が必要か

デザイナーとして転職する際、実績などを提示するのが一般的ですが、ポートフォリオさえあれば良いと思う方も多いのではないでしょうか?
しかし、転職先となる企業の採用担当者は実績やスキル以外の部分でも、採用審査の基準を取り入れています。
また、デザイナー職以外の人(人事部や上層部)も選考に携わります。採用に関わる全員が、あなたの情報をまとめて知れるということが重要です。
このような事を考えると、ポートフォリオだけではなく履歴書も必要と言えます。加えてアピールポイントの1つとして自分の持つスキルや過去の実績としてポートフォリオを準備し、提出することも採用に近づくポイントとなります。

履歴書はPCでの作成?それとも手書き?どっちがいい?

提出する履歴書の作成はPCでの作成でも手書きでも、どちらでも問題ありません。
デザイナーといったクリエイティブ系の業種では、履歴書の作成方法にこだわらない会社が多いです。簡潔にまとめられていて、見やすい履歴書であれば問題ありません。
ただし、応募条件の中に手書きでの履歴書作成を指定されている場合もあります。そのような応募条件の場合は手書きで作成した履歴書を提出しましょう。

デザイナーの履歴書の書き方

履歴書に記載する内容は、デザイナー以外にも当てはまりますが、学歴・職歴・資格・志望動機を記載します。各項目の書き方について下記から詳しくご紹介します。

学歴

学歴は高校から古い順に記入していきます。(高校卒業が最終学歴の場合は、中学の卒業から記入しても問題ありません。)最終学歴の部分は入学した年と月を記入し、卒業した学校の学部・学科、卒業年・月を記入してください。
途中退学(中退)した場合には、中退と記載するか、記載せずに前の学歴を記載しても問題ありません。

職歴

学歴と同様、職歴も古い順に書いていきましょう。入社した会社の名前・所属部署、そして担当した業務を簡潔に記載してください。既に退職している場合は退職した年・月を記入し、退職予定の場合は、退職する時期と合わせて退職予定と記載します。社員として在籍していた会社は全て記入し、アルバイトとしての雇用形態であれば「アルバイト」と明記していれば職歴に入れて問題ありません。
また、デザイナーとして副業やフリーランスとして活動していた実績があれば、活動期間・受注した業務の種類や内容を記載してください。
もし記入欄が足りない場合は、学歴の部分を最終学歴のみで記入するか、履歴書と職務経歴書を分けて提出するなどの方法で問題ありません。

※職歴を記載する際の注意点
企業名や職務内容、資本金・従業員数・事業内容などを記載する必要があります。わからない部分があっても企業名と事業内容は必ず記載する事を忘れないでください。

資格

履歴書にある免許・資格欄です。ここには、スキルとは別に資格などを記載します。
デザイナー職への転職において必須資格は特にありませんが、持っていると信頼度が上がることにつながる資格などがあれば必ず記載しましょう。
※デザイナーとして持っていると転職成功につながる資格例
・Web検定
・DTP検定
・CGArts検定
・色彩検定
・カラーコーディネーター など
Adobe Illustrator・Adobe Photoshop、Adobe InDesignなど、デザイナーにとって必要なツールを使いこなせるスキルなどは、自己PRや備考欄に記載しましょう。

ここまでは履歴書の書き方のポイントなどをお伝えしてきましたが、ここからは注意点や、デザイナーとしての転職を成功させるために、どのような事がポイントになるのかをお伝えしていきます。

履歴書を準備する際に注意すべきポイント

転職活動の中でも大事な履歴書は、今までも書いた経験があるから大丈夫だと思う方も多いです。しかし、基本的な注意点を見落として即不採用となるケースも少なくありません。採用の可能性をできるだけ引き上げるために、履歴書を準備する際に注意すべきポイントをご紹介します。

書き方・フォーマットの指定に注意

上記でもお伝えしましたが、応募先の企業によって募集要項などで履歴書の書き方・フォーマットを指定されているかを最初に確認しましょう。
指定されているのにもかかわらず、それとは異なる書き方やフォーマットで履歴書を提出した場合、そもそも目に通してもらえないという可能性があります。
基本中の基本ですが募集要項にしっかり目を通して、準備すべきものは何なのかを確認しておきましょう。

誤字脱字は絶対ダメ!丁寧に書き上げることが大事

この注意点も当たり前のことですが、誤字脱字がないように記入してください。
誤字脱字や略語が使われていると、人事部や採用担当者から社会人としての基礎的能力が低いという印象を持たれます。
もし間違えて記入してしまっても、修正液などは絶対に使用してはいけません。手間がかかるかもしれませんが、良い印象を与えるために書き直しましょう。

※手書きの場合、より読みやすいように文字サイズを統一するなども意識して書くと履歴書の印象が良くなります。

志望動機はわかりやすく簡潔に書く

この会社を選んだ理由、入社後はどんなことをしたいのか、などアピールポイントとなる志望動機は、わかりやすく簡潔に書いていくことが大事です。ただし、シンプルすぎて志望動機の記入欄に空白が余りすぎると、逆に何を伝えたいのかわからないと思われることもあります。記入欄の8割程度は埋められる目安で、自分の気持ちを伝えられる文章を作成しましょう。

履歴書を書くときにやってはいけないNGポイント

デザイナーへの転職において、注意点とは別に絶対にやってはいけない3つのNGポイントがあります。ここから紹介する項目は必ず避けて履歴書を完成させてください。

内容が薄い履歴書

履歴書は転職活動の中で、自分をアピールできるツールです。埋められる記入欄はすべて記入していくのは基本ですが、空白などが少ないほど誠意が伝わりやすくなります。
全ての項目でびっしりと書いていくことが難しい場合、無理矢理にでも埋めていく必要はありません。デザイナーとして活かせるスキル・資格の取得を目指し勉強中という場合は、その旨を記入し、アピールすることができます。
また、書ける内容がない場合でも空欄にすることは絶対にダメです。記入漏れと誤解される可能性があるので、書けない場合は「特になし」などと記入してください。

虚偽のある内容を記載している

応募先企業に対して、デザイナーとして即戦力となるかが採用の判断基準にはなります。
そうした中で、履歴書をアピール材料にできるだけ高い評価を得られようと、実際の実績よりも上乗せするなのど見栄・虚偽の内容を書く方も少なくないです。このような履歴書は当然ですが、嘘をついていることになるので信頼度が下がるどころか築き上げていくことも難しくなります。
仮に虚偽のある履歴書で書類選考を通過しても、面接の段階でバレることが多く、大きなマイナスポイントとなります。飾らずに正直な内容の中で自分をアピールすることが大事です。

ネガティブな内容が多い履歴書

その会社に入社したい気持ちと、デザイナーとしてのスキル・経験どのように活かして貢献できるかを伝えるのが履歴書です。しかし、前職の退職理由で労働環境のことや人間関係についてネガティブに書かれていると、この会社に入社したいというよりも、前の会社を辞めたかっただけではないのかと疑問を抱かれることもあります。
このような理由で転職を考えてたとしても、履歴書にはできるだけ前向きな内容を記入することを心掛けましょう。

まとめ

この記事では、デザイナーとしての転職活動で重要な履歴書の書き方や注意点などをご紹介しました。ここでのポイントは以下です。
・デザイナーはポートフォリオだけではなく履歴書も準備する必要がある
・履歴書は指定されていない場合、PC作成でも手書き作成でもどちらでもOK
・デザイナーに必要な資格は特に無いがアピールできる資格は記入すべき
・誤字脱字にはしっかりと注意して丁寧に書いた履歴書を作成する
・内容が薄い・虚偽がある・ネガティブな内容が多いなどの履歴書は採用選考では不利になる

デザイナーとしてこれから転職活動を始められる方は履歴書の重要性を改めて認識し、この記事を参考に履歴書作成を進めてみてください。
デザイナーとして社会人として自分を正しくアピールし、上手く転職活動を進めていきましょう。

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