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2021年5月14日

デザイナーの転職でポートフォリオは重要視される?ポートフォリオのおすすめ作り方と例をご紹介

デザイナーの転職では、高確率でポートフォリオの提出を求められます。転職エージェントなどの活用の際も必要になるでしょう。
ポートフォリオとは、自分が手掛けた作品・実績をまとめた作品集のようなもので、採用担当者に向けて作成する必要があります。
しかし、「ポートフォリオの作り方がわからない」と悩まれることがあるのではないでしょうか?この記事ではデザイナーの転職で必要になるポートフォリオの作り方について解説します。
デザイナーのポートフォリオサイトの例もいくつかご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

デザイナーの転職でポートフォリオは重要視される?

デザイナーの転職でポートフォリオは重要視されます。

ポートフォリオとは、自分が手掛けた作品・実績をまとめて、「私はこのような作品を手掛けていました」とアピールするための作品集と言えるものなので、採用担当者にとっては大事な判断材料になります。
デザイナーの転職では実績やスキルが求められるため、ポートフォリオの内容によって採用・不採用を決めている採用担当者もいます。
デザイナーの転職で質の高いポートフォリオを提出できれば採用率は高まり、質の低いものを提出してしまうと採用率は低くなります。

デザイナーのポートフォリオは紙?WEB?

デザイナーのポートフォリオは、応募した企業から指定されることがない限り、WEBで作ることをおすすめします。
現代ではインターネットでのやり取りが基本になっているため、WEBで作成していた方が採用担当者から好まれやすくなります。
ただし、企業によっては紙での提出が求められることがあるので、事前に確認することは忘れないようにしてください。

デザイナーのポートフォリオの作り方

デザイナーのポートフォリオの作り方

デザイナーとして働いていて、ポートフォリオを作る機会は少ないと思います。

作った経験がないデザイナーの方も多くいると思うので、ポートフォリオの作り方をご紹介します。3つのステップに分けてわかりやすくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

①採用担当者にアピールしたいスキル・作品を洗い出す

まず、デザイナーのポートフォリオを作るためには、採用担当者にアピールしたいスキル・作品を洗い出す必要があります。転職を成功させるためにポートフォリオを作成するため、アピールする相手は「採用担当者」です。
アピールしたいスキル・作品を洗い出すことで、「どんな分野を得意としているのか」ということを明確にでき、作成するポートフォリオの方向性を掴めます。

また、得意な分野を明確にできていれば、採用担当者に伝えたいことだけを伝えられる質の高いポートフォリオを作成できます。

②参考になるポートフォリオを見つける

アピールしたいスキル・作品を洗い出すと、参考になるポートフォリオを探します。

ポートフォリオを作った経験があるデザイナーの方は、最初から自分で作っても良いですが、参考にする物を見つけた方がスムーズに完成させることができます。
ポートフォリオを作ったことがないデザイナーの方は、参考になるものを見つけるようにしてください。

下記にて、ポートフォリオサイトの例をいくつかご紹介しているので、参考にしてみてください。

③参考にするポートフォリオにアレンジを加える

参考にするポートフォリオを見つけると、それにアレンジを加えるように作ってきます。

「アレンジを加える」ということをしなければ、盗作になってしまうため、あくまで参考にして、自分なりのアレンジを加えるようにしてください。

転職時に提出するポートフォリオは、独自性があった方が採用担当者の印象に残るため、オリジナリティの高いポートフォリオを意識することが大切です。

効率を求める場合はポートフォリオ作成サービスを活用する

参考になるポートフォリオが見つからない場合や、効率よく完成させたい方は、ポートフォリオ作成サービスを活用する選択肢もあります。
ポートフォリオ作成サービスとは、元からある画像をドラッグして配置を決めることができたり、テンプレートを使って完成させることが可能なサービスです。
「ポートフォリオ作成サービスを使ったら、採用担当者に良い印象を与えられないのでは?」と思われるかもしれませんが、ポートフォリオは自分のスキルや今までの作品を伝えるものです。

ポートフォリオ自体の質によって、マイナスの評価を得ることはないので、安心してください。

デザイナーのポートフォリオに載せるべき項目

デザイナーのポートフォリオに載せるべき項目

デザイナーのポートフォリオにはいくつか載せておくべき項目があります。
その項目を載せていないと、採用担当者に良い印象を与えられない可能性があるため、下記の項目は載せるようにしてください。

プロフィール

ポートフォリオの冒頭には、プロフィールを載せることが大切です。載せるべきプロフィールは下記の通りです。

・名前
・生年月日
・顔写真
・今までの職歴
・身に付けているスキル
・資格や使用可能なツール

転職では「履歴書」を提出しますが、ポートフォリオにもプロフィールを載せることは大事です。
「履歴書で書いているから、ポートフォリオには載せない」というのは、悪い例です。内容が重複しても問題ないため、プロフィールは必ず載せるようにしてください。

作品の紹介

何度もお伝えしている通り、ポートフォリオは自分の作品を採用担当者に伝えるものなので、作品の紹介を載せることが大切です。
ただし、作品を紹介するだけでは、ポートフォリオの内容としては不十分なので、下記の内容を載せることを意識してみてください。

・作品の画像
・タイトル
・作品の概要説明(自身の役割やプロジェクト名)
・見どころ
・作品の成果 など

各作品ごとに履歴書を書くようなイメージをすると、わかりやすいと思います。
転職では作品に対する思いなども確認されているため、力を入れたポイントやクライアントからの評価などを伝えると、質の高いポートフォリオになります。
ただし、だらだらと作品を紹介することはポートフォリオの悪い例なので、全体のボリュームが20ページ以内に抑えられるようにして、簡潔な内容で伝えることを意識してみてください。

デザイナーのポートフォリオサイト例

上記でお伝えした通り、ポートフォリオを作るときには、参考になるものを見つけることが大切です。
デザイナーのポートフォリオサイトの例をいくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

UNDERLINE

UNDERLINEは、フリーランスとしてデザインやコーディングを手掛けている徳田優一さんのポートフォリオです。白を基調としているシンプルなデザインでありつつも、伝えたいことが伝えられているポートフォリオになっています。また、トップページに自身の顔写真と一言メッセージを載せていて、オリジナリティが高いです。シンプルなポートフォリオの代表例と言っても過言ではないほど、わかりやすくまとめられています。

参照:https://u-d-l.jp/

hasegawahiroshi

hasegawahiroshiは、WEBデザイナーの長谷川寛さんのポートフォリオです。
上記でお伝えした「UNDERLINE」と同様に、シンプルなデザインになっていて、遊び心を入れる余裕さも感じられます。
ポートフォリオを作る上で抑えておきたい「わかりやすい」ということが忠実に再現されていて、ユーザー目線での配置が行われています。
hasegawahiroshiは一度見るだけで、どのような実績を持っているのか、どんなスキルが身に付いているのか、判断できるようになっています。

参照:https://hasegawahiroshi.jp/

デザイナーの転職でポートフォリオ以外に抑えておきたいポイント

デザイナーのポートフォリオに載せるべき項目

 

デザイナーの転職を成功させるには、ポートフォリオ以外にも抑えておきたいポイントがあります。自分の希望通りに転職を成功させることは簡単ではないため、下記のポイントを参考に転職活動をしてみてください。

キャリアプランを明確にしておく

デザイナーの転職の面接では、高確率でキャリアプランに関する質問をされるため、自身のキャリアプランを明確にしておくことが大切です。
キャリアプランは働き方に大きく関わることから、面接で聞かれることが多く、内容によって採用・不採用が決まるケースもあります。

また、キャリアプランを考えずに転職してしまうと、後悔する可能性が高くなります。「デザイナーとして転職して良かった」と思えるように、キャリアプランは明確にしておきましょう。

デザイナーのキャリアプランに関する内容はこちらの記事を参考にしてみてください。
デザイナーの転職の面接で聞かれるキャリアプランの考え方と答え方をご紹介

面接の対策をする

デザイナーの転職を成功させるには、しっかりと面接対策を行うことが大切です。
面接は転職者と採用担当者が初めて会う機会になるので、第一印象の多くが面接の内容によって決まります。面接での印象が悪い場合は、デザイナーの転職が成功する可能性が下がります。
そして、社会人になってから面接を受ける機会はなかったと思うので、採用担当者に良い第一印象を与えるには、しっかりと対策をすることが大切です。

デザイナーの面接に関することはこちらの記事を参考にしてみてください。
デザイナーへの転職を成功させるのに面接は大事?よくある質問とポイントを解説

転職先を決めることに焦らない

デザイナーとして転職することを考えると、「早く転職先を決めたい」と思うかもしれませんが、転職先を決めることに焦る必要はありません。
転職先を決めることに焦ってしまうと、企業とのミスマッチを起こしてしまい、転職したことを後悔する可能性が考えられます。そのため応募する企業についてはしっかりと調べて、安易に決めないことが大切です。
職場環境や福利厚生など事前に調べられるものは、全て調べてから応募するようにしてください。

まとめ

この記事ではポートフォリオの作り方と参考にできる例をお伝えしました。この記事でのポイントは以下です。

・デザイナーの転職でポートフォリオは重要視される
・ポートフォリオはWEBでの作成がおすすめ
・参考にするポートフォリオを見つけるとスムーズに完成させられる
・ポートフォリオはオリジナリティのあるものが良い
・プロフィールと作品の紹介は必ず載せるべき
・デザイナーのポートフォリオサイトを参考にすると良い

デザイナーとして働いていて、ポートフォリオを作る機会はなかったと思いますが、デザイナー経験のある方ですと、ポートフォリオを作ること自体は難しくありません。
ただし、ポートフォリオの内容によって採用結果が決まることもあるため、しっかりと時間をかけて作るようにしてください。この記事でお伝えした内容を参考にして、ポートフォリオを完成させましょう。

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