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2021年5月15日

デザイナーのポートフォリオは守秘義務を遵守しなくてはいけない?転職時の注意点をご紹介

デザイナーの転職では、応募した企業へポートフォリオを提出する必要があります。
ポートフォリオでは自分が手掛けた作品を載せるのですが、企業に勤めていたデザイナーの場合は守秘義務契約をしているため、「自分の作品を載せることは、守秘義務違反になるのかな?」と悩まれることがあるのではないでしょうか?
この記事ではデザイナーの転職で必要になるポートフォリオの守秘義務について解説します。
ポートフォリオを作成するときに注意すべき点などもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

デザイナーの転職で必要になるポートフォリオは守秘義務を遵守すべき?

デザイナーの転職で必要になるポートフォリオは守秘義務を遵守すべき?

ポートフォリオは自分が手掛けた作品を紹介するものなので、「守秘義務は気にしなくて良い」と思われるかもしれませんが、守秘義務は遵守する必要があります。

そもそも守秘義務とは、業務上・職務上知りえた秘密を他に漏らしてはならないという、法律上の義務です。作品ができる過程の中で、外部に漏らしてはいけない機密情報がありますが、ポートフォリオに作品を掲載することにおいては、機密情報を漏洩することには該当しない可能性が高いです。

しかし、守秘義務の契約内容によって機密情報は異なるため、「契約した守秘義務に違反していない」ということを前提に、ポートフォリオに掲載しても問題はないというになります。

法律が関係するため少し複雑ですが、ポートフォリオに作品を載せることが守秘義務に違反するということは考えにくいです。

著作権とは?

デザイナーの転職で必要になるポートフォリオを作成するときには、「著作権」も気にしなくてはいけません。著作権とは、著作物を保護するための権利です。

では、前職で手掛けた作品の権利は誰のものになるのでしょうか。

基本的に、著作権は企業に帰属します。そのためポートフォリオに作品を載せるときには、「作品の著作権は作った当時に勤めていた企業にある」ということを忘れないようにしてください。
そして、一般に公開されている作品の場合は、その作品の出典元を記載していれば、前職の企業に許可を取る必要はありません。

守秘義務を遵守していると採用担当者に良い印象を与えられる

上記でお伝えした通り、転職時に提出するポートフォリオに作品を載せるだけであれば、守秘義務に違反することはないです。しかし、トラブルに発展していなくても、作品に対する守秘義務を遵守していないデザイナーの場合は、採用担当者からの印象が悪くなります。
反対に、守秘義務を遵守しているデザイナーの方は、採用担当者に良い印象を与えられます。
デザイナーとして転職を成功させるには、採用担当者に良い印象を与えることが大切なので、守秘義務はしっかりと遵守するようにしてください。

転職で必要になるポートフォリオを作成するときの注意点

転職で必要になるポートフォリオを作成するときの注意点

自分が手掛けた作品であればポートフォリオに載せても良いですが、いくつか注意すべき点があります。
採用担当者にマイナスな印象を与えたり、前職とのトラブルに発展しないためにも、下記の注意点を参考にして、ポートフォリオを作成してみてください。

出典元を記載しておく

転職で提出するポートフォリオを作成するときには、必ず出典元を記載するようにしてください。

出典元が記載されていなければ、著作権の侵害になります。「出典元を記載していなくても、前職の企業にはバレない」と思われるかもしれませんが、採用担当者に与える印象は悪いです。

著作権を侵害しているデザイナーを採用したいと思う採用担当者はいないので、ポートフォリオを作成するときは、必ず出典元を明確に記載しておきましょう。

ポートフォリオの管理を徹底する

何度もお伝えした通り、守秘義務は遵守する必要があり、作品は前職の権利になっているため、作成したポートフォリオの管理は徹底するようにしてください。
紙のポートフォリオの場合は、自分が責任感を持って管理すれば良いですが、WEBサイトの場合は、応募した企業以外の方が見る可能性があります。
ポートフォリオサイトに載せていた作品の画像やデータが悪用されて、前職に迷惑をかけてしまう可能性が考えられるため、しっかりと対策することが大切です。

ポートフォリオサイトの管理方法については、下記から解説しています。

守秘義務と著作権を軽視していない姿勢を示す

採用担当者に少しでも守秘義務・著作権を軽視していると判断されてしまうと、採用率はグンと低くなります。その理由は、採用することで自社の機密情報を漏洩される可能性があるからです。

漏洩する可能性があるデザイナーに対しての信用はありませんし、採用したいとは思わないでしょい。そのため守秘義務・著作権を軽視していない姿勢を示すことが大事です。
出典元を記載することはもちろん、発言の中でも注意する必要があります。

ポートフォリオサイトには「BASIC認証」を設定することが大切

ポートフォリオサイトには「BASIC認証」を設定することが大切

上記でお伝えした通り、ポートフォリオサイトを作成するときは管理を徹底する必要があるため、「BASIC認証」を設定することが大切です。
BASIC認証とは、特定のディレクトリに設定をすることでIDとパスワードがなければ、そのディレクトリ以下のコンテンツの閲覧を制限できる機能です。
ポートフォリオサイトにBASIC認証を設定すれば、第三者が勝手にアクセスできないようにできます。実際に転職で提出するポートフォリオサイトに、BASIC認証を設定しているデザイナーは多いです。
BASIC認証を設定することで、守秘義務・著作権を軽視していない姿勢を示すこともできます。

ただし、BASIC認証を設定する上では、いくつか注意すべき点があります。BASIC認証を設定するときの注意点をいくつかご紹介します。

簡易的な認証方法ということを忘れない

BASIC認証は「基本認証」と呼ばれることがあり、あくまで簡易的な機能です。

「手軽にアクセスを制限したい」というニーズに応える機能になっていて、一度アクセスすると、ブラウザを閉じるまではIDとパスワードを入力しなくてもアクセスできてしまいます。

転職で提出するポートフォリオサイトには十分な機能ですが、他の用途で活用する場合は「簡易的な認証方法」ということを忘れないでください。

設定するには一定の知識を必要とする

BASIC認証は簡易的な機能なのですが、設定するには一定の知識を必要とします。ホームページを制作したことがある方や、多少のプログラミングコードがわかる方は、スムーズに設定できると思いますが、未経験の場合は時間がかかるかもしれません。そのためポートフォリオを提出する期日には余裕を持って、BASIC認証を設定するようにしてください。

BASIC認証の設定方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
ベーシック認証(Basic認証)とは?設定方法と注意点・エラーになる原因を解説

デザイナーの転職でポートフォリオ以外に必要なもの

デザイナーの転職でポートフォリオ以外に必要なもの

デザイナーの転職ではポートフォリオ以外にも準備しなければいけないものがあります。
準備できていない場合は、採用担当者にマイナスの印象を与えてしまう可能性があるため、下記でご紹介する持ち物は準備するようにしてください。

履歴書・職務経歴書

デザイナーに関わらず、転職では履歴書・職務経歴書を準備する必要があります。

履歴書・職務経歴書は転職者の今までの経歴を記載するもので、採用担当者にとっては採用・不採用を決める大事な判断材料として考えているケースが多いです。
履歴書・職務経歴書は応募した企業によって、書き方やフォーマットが変わるので、指定されているものを最初に確認するようにしてください。指定されたものと異なる書き方やフォーマットで提出した場合、採用担当者にマイナスな印象を与えてしまいます。

履歴書・職務経歴書に関することはこちらの記事を参考にしてみてください。
デザイナーの転職では履歴書も大事!書き方や注意点をわかりやすく解説

身分証明書・印鑑

応募した企業によってはセキュリティ上の理由で、オフィスに入るときに身分証明書の提示を求められることがあります。また、交通費の精算や面接後に採用が決まり捺印が必要になるケースもあるため、デザイナーの転職では身分証明書と印鑑が必要です。

身分証明書と印鑑は、持ち物として指定されることは少ないですが、準備しておくことで採用担当者に好印象を与えられるかもしれません。

筆記用具・スケジュール帳

デザイナーの転職に関わらず、社会人として筆記用具とスケジュール帳を準備する必要があります。応募した企業によって異なりますが、アンケートや書類への記入を求められることがあり、面接当日に次なる日程を伝えられることも考えられます。

そのときに筆記用具・スケジュール帳が準備できていないと、採用担当者に「社会人としてのマナーが欠けている」と判断される可能性があります。採用担当者にマイナスの印象を与えないために、筆記用具とスケジュール帳は事前に準備しておきましょう。

上記以外の持ち物に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。
デザイナーの転職の面接では何が必要?必要な持ち物を詳しくご紹介

まとめ

この記事ではデザイナーのポートフォリオに関する守秘義務についてお伝えしました。この記事でのポイントは以下です。

・ポートフォリオに作品を掲載しても機密情報の漏洩にはならない
・自分が手掛けた作品でも著作権は勤めていた企業にある
・守秘義務や著作権を軽視しているデザイナーは採用率が下がる
・ポートフォリオを作成するときは明確な出典元を記載すべき
・ポートフォリオサイトには「BASIC認証」を設定すべき
・デザイナーの転職ではポートフォリオ以外にも準備するものがある

転職で必要になるポートフォリオに作品を載せても、機密情報の漏洩には該当しない可能性が高いですが、事前に契約した内容を確認しておくことが大切です。
そして、「作品の著作権は作った当時に勤めていた企業にある」ということを忘れないようにしてください。この記事でお伝えした内容を参考にして、守秘義務を遵守してポートフォリオを提出しましょう。

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